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小野リサやジョニー・アルフのツアーメンバーとしてブラジルで活動していたフルーティスト、作曲家 、城戸夕果が、2017年にブラジルからボストンに移住した。城戸は、ジョイス・モレーノ、トニーニョ・オルタ、カルロス・リラ、ジョアン・ドナート、フィロ・マシャード、などとも多くのアルバムで共演している。
ボストン在住で、NYCで活動するジャズとブラジルのハイブリッドバンド、「ハシャ・フォーラ」のリーダーであるフルーティスト、EWI奏者、作曲家であるヒロ・ホンシュクは、長年城戸の活動を追っていたその折に、彼女のボストン移住を知り、即座に2本フルート双頭バンドを結成した。この2本フルートのユニットは話題を呼び、TRIchrO(トライクロ)やクリス・フロリオ・プロジェクトなどのライブやレコーディング等にも招聘されている。また城戸はホンシュクの「ハシャ・フォーラ」のゲストとしてNYCとボストンで数多くのライブに出演している。
“Hiro Honshuku & Yuka Kido — Love To Brasil Project” の初ライブは2017年8月だった。ブラジルで活躍してきた城戸と、ブラジル音楽をジャズに融合させる音楽を作ってきたホンシュクは、それぞれ固有のアレンジ能力を駆使してブラジルのスタンダードを料理する。またブラジル音楽に強く影響を受けたオリジナル曲も織り込める。この2人のフルート奏者たちは、全く異なった演奏スタイルなのに、不思議とぴったり合うだけでなく、アンサンブルになると驚異的なグルーヴを生み出す。聴衆から「フルート2本は今まで嫌いだったけど、あなた達だけは違う」というコメントまで受けたほどだ。この唯一無二のサウンドをお楽しみ下さい。